金正日総書記死去 北朝鮮国民向けメッセージは17日に発表か


 朝鮮中央通信によれば、北朝鮮は「すべての党員と人民軍将兵と人民に告げる」を金正日総書記の死亡当日の17日に発表。その後、19日午前に対外向けに重大報道の予告を行い、同日午後12時に死去を伝えるニュースを速報として報じた。

 朝鮮中央通信によれば、金総書記は12月17日午前8時30分に列車の中で死亡したという。朝鮮中央通信が全文を公表している「すべての党員と人民軍将兵と人民に告げる」は金総書記の死去を伝え、その功績に触れるとともに後継についても明らかにした国民向けの国家メッセージと見られる。朝鮮中央通信はこの文章が17日に発表されたことを明らかにしている。また、合わせて発表している国家葬儀委員会公報、これは死去に伴う諸行事の日程を明らかにしたものだが、この公報も17日付けとなっている。こうしたことから金総書記の死去に関する国内向けアナウンスは17日の時点でほぼ、完了していたと推測される。一方、対外向けの発表については19日午前に重大報道の予告を行い、その後、死去のニュースを発表した。この間、1日半のタイムラグがあるわけだが、日本政府は金総書記の死亡をどの段階で把握したのか、若干、気になるところだ。