燃えない試合



 遠軽高校野球部が、いよいよ土曜日に甲子園で試合をする。しかし、何故か気持ちが燃えない。その理由は、遠軽高校といわき海星高校、共に力で甲子園出場を勝ち取ったチームでないからである。
 更に、選抜出場校のメンバーが新聞に掲載されているが、いわき海星高校が18名ベンチ入りのところ、16名しかベンチに入らない。事前の報道でも部員19名と伝えていたが、この中には女性のマネージャーが含まれていたのかもしれない。勝つ可能性の高い対戦に燃えるはずがない。
 やはり、関係者が燃えない21世紀枠での出場は廃止すべきだ。なんぼ選抜大会であっても“涙頂戴”の出場には問題がある。スポーツは、純粋に勝利したチームが参加するべきだ。
 良く考えて見ると、今の高校野球は少し主催である朝日新聞と毎日新聞の影響が強過ぎる。高校野球を発展させてきた功績は認めるが、別の面で弊害が出てきている。
 例えば、公共放送のNHKは高校野球を全試合放送しているが、今では一部民放が放送を行っている。以前、アメリカの野球関係者が「日本の高校野球は素晴らしい。しかし、この程度の試合を全試合放送するのは驚き」と述べている。
 また、オリンピック種目にも関わらず、高校選手権大会決勝がテレビ中継されていない球技がある事をご存知か?アイスホッケーだ。20年以上前には、NHK教育で放送されていたが、現在は影も形もない。他の種目にもあるかもあるかもしれない。余りにも野球に偏重すぎる。
 スポーツはバランス良く発展させるべきで、そのためには、公共放送はバランス良く放送するべきだ。これでは、運動能力の高い子供は野球やサッカーに流れ、結局オリンピックで活躍する日本選手が少なくなる事に繋がる。