オウム真理教事件



 文藝春秋発行の未解決事件「オウム真理教秘録」を読んだ。この書籍は、昨年5月末にNHKで放送された「オウム真理教」に関わった記者やディレクターが書いたもので、事件当時は小学生であった者たち多い。
 記者たちは、「真相を究明したい」「真実は何か」と意気込んでいるものの、もう一歩物足りなさを感じた。何故か?それは、日本社会のタブーに触れていないからである。自らの手足を縛って、真相解明が出来るはずがない。
 日本の暴力団は、同和関係者60%、在日30%、親なし等10%で構成されている。逮捕されたオウム幹部には、暴力団と同じ出自の者が多数含まれいる。そのタブーに踏み込まないで、どうして関係者の心の闇、そして行動を分析出来るのか?
 半年前、TBSの情熱大陸という番組を途中から視聴したところ、主人公は39歳、東大卒、IT社長であった。本人は、若者から絶対的な人気があると紹介されていたが、その理由は本音を述べているからという事であった。本人は、番組の中でも「学校では本当の事を教えない。例えば、“社会に出れば、美人は不美人より得をする”という事を絶対に教えない」と発言していた。
 また、6月6日のNHK番組では、大越キャスターと元NHK職員・池上氏が対談、池上氏は「報道番組に出演すると、どうしても“こんな事を述べたら、後から問題にならないか”と常に考えてしまう。しかし、表現を変えるなどして、絶対に伝えるべきである」と発言していた。
 話しを戻すが、タブーを維持して、どうして真相に迫る事が出来るのか?はっきり書きたい。麻原の父親は、在日と伝えられている。私も親が在日であったら、絶対に今と違う発言をするだろ。それくらい血脈というか、民族の違いには、発信力や行動力に大きな影響を及ぼす。これを軽視してはならない。