元横綱・双葉山の生誕地を訪ねて



双葉山生地 相撲好きの人間としては、別府温泉に宿泊した以上、近くの宇佐市を訪ねたくなった。宇佐市は、第35代横綱・双葉山の生誕地であるからだ。9日は、宇佐神宮を見学した後、双葉山生誕の地「双葉の里」を訪れた。
 双葉の里には、双葉山の生家や資料展示室があり、生家は当時の間取りに基づいて復元。生家に隣接する展示室では、入口に等身大の双葉山像が展示、叩いてみたところ、中は空洞で、いずれ銅像にするとの事。更に、双葉山の写真、年表、名言集が展示されているほか、映像部屋では元NHKアナウンサー・北出さんのナレーションでのビデオが流れていた。
 双葉山は、明治45年に宇佐市で誕生。父親は小柄で、母親は大柄であるので、立派な身体は母親似。母親は9歳の時、風邪で死亡。学業は優秀であったが、父親の借金返済のために中学進学を断念。お宮での奉納相撲で優勝、これが地元の新聞が報道、それを見た警察幹部が立浪親方に紹介というストーリー。
 双葉山の凄いところは、一つが右目の失明。6歳の時に吹き矢が当たったためと言われている。二つ目は右手小指の先をつぶしたケガ。これは11歳時の事故。しかしながら、双葉山の素晴らしいのは、均整のとれた体。そして、うっちゃり腰、投げ技、つき押し、どんな相手にも対応出来る型があった。
 ところで帰宅後、どうもすっきりしない。そうだ、何かの記事で、双葉山の銅像を見たはずだ。調べてみると、横綱白鵬が双葉山の銅像前に立つている新聞スクラップを発見。早速、双葉の里に電話をしたところ、対応に出た女性が「その銅像は、宇佐市総合運動場横の体育館前に所在する」との事。女性に対して、「なぜ、教えてくれなかったのか」と愚痴を言っても後の祭り。もう二度と行くことがないと思うので残念無念である。見たかった銅像!