千葉県の高校吹奏楽部の実力



 今年も昨日、吹奏楽コンクール高校の部が、名古屋国際会議場で開催。今回の大会で感じた事は、千葉県のレベルの高さである。多分、日本一の県であろう。
 千葉県から出場した市立柏高校、市立習志野高校、県立幕張総合高校の3校は、全て金賞を受賞。以前から関東地方のベスト3校として、市立柏高校と市立習志野高校及び埼玉栄高校の校名を聞いていたが、今回も3校は金賞を受賞した。
 思い出す事がある。5年前か、千葉県の柏市が無駄をあぶりだそうと、事業仕分けを実施。国の借金が増加する中で、地方自治体がどのような無駄使いをしているのか、という事で傍聴した。
 そのうちの一つとして、柏市消防音楽隊(30人)が対象に上がった。仕分け人からは、
・勤務後の練習に残業代が支給されている。好きで練習していて、残業代はおかしい。
・イベントに参加して、広報活動に努めているようだが、どのくらいの人を集めているのか。費用対効果で問題がある。
などと、音楽隊関係者を前に鋭い意見が出された。
 ところが、ある仕分け人の「音楽隊の中に、市立柏高校吹奏楽部出身者はいますか」との質問に対し、音楽隊関係者が「3人ばかり在籍している」と答えた事で、仕分け人の言動が一変。仕分け人の一人は「いるのですか。石田先生は、柏市のために大変ご活躍している」などと発言、結局、仕分けも“検討課題”ということで終了した。
 それにしても、市立柏高校吹奏楽部の名前が出た瞬間、会議場の雰囲気がガラッと変わった事には驚いた。如何に、市民から愛されているのかという事だ。
 その後、市立柏高校吹奏楽部のCDなどを購入するなどして勉強。顧問の石田先生は北海道出身者で、年齢は59歳。部員は239人。全国大会には1984年に初出場して金賞、以来24回の常連校として全国に知れ渡る。
 そのような事で、毎年7月末に開催される「柏まつり」に赴いて、市立柏高校吹奏楽部の演奏を聴くことにしている。今年も柏駅西口広場での演奏を聴いたが、聴衆が路上と歩道橋に立ち並び、立錐の余地もない状況。多分、三千人以上はいたであろう。
 ところで、遠軽高校吹奏楽部は、7年振りの全国大会を目指したが、残念ながら全道大会は4位(金賞)で出場はならず。来年こそ、全国大会出場を実現してもらいたと願っています。