続・高校アイスホッケー大会



 やっぱり、全国高校アイスホッケー選手権のテレビ放送はなかった。更に、朝日・読売両新聞も、準決勝と決勝の結果だけを掲載するに留まった。この報道姿勢は、“公平公正”を謳う報道機関のやることではない。
 私は、元々スポーツ好きであるが、アイスホッケーの知識はそれほどでもない。それは当然のことで、北国のスポーツであっても、オホーツク沿岸の人間には、縁遠いスポーツなのだ。初めて生で観戦したのは、40歳を過ぎた栃木県時代である。そのような人間であるが、少しでもアイスホッケーの素晴らしさを伝えたいので、今年の大会をネットを基に解説したい。
 先ずは2回戦。昨年度の準優勝校で、昨年12月の北海道大会決勝で白樺学園高(十勝)を1−0で勝利した駒沢苫小牧高(Aシード)が登場。対戦相手は、実力校の北海道清水高(十勝)であったが、ビックリ仰天の4−5で敗退。調べると、60分の試合終了で4−4、延長戦の3分23秒にゴールされて敗戦。まさに激闘であった。
 準決勝の2試合は、ともに1点差。1試合目は、白樺学園高が武修館高(釧路)に3−2で勝利。この試合も1−1で迎えた最終ピリオド51分02秒に武修がゴール、白樺が必死に追い掛けて58分53秒に同点ゴール、そして59分29秒にゴールして、劇的な逆転勝利になった。
 2試合目は、日光明峰高(旧日光高)が清水高に3−2で勝利。この試合も1−1で最終ピリオドに突入、44分22秒に日光がゴール、51分21秒に清水がゴール、延長戦を戦うが結局2−2。そこでゲームウィニングショット(GWS)が行われ、日光の勝利になった(GWSが行われた試合は必ず1点差ゲームになる)。
 決勝戦は、白樺が日光を3−1で下して優勝。この試合、白樺が1−0のリードで最終ピリオドに入り、43分57秒に白樺がゴール、日光が51分16秒にゴール、2−1で残り2分前後。ここでアイスホッケーの試合を観戦している人ならわかるはず。日光は6人攻撃(負けているチームが、追撃の可能性を高めるために実施)を仕掛けたはずだが、残念ながらパスが乱れて白樺が59分54秒に追加点と想像。この試合も大激闘であった。
 余り詳しくない人間が解説したが、いずれの試合も大接近であった事は理解出来たと思う。それくらい面白く、オリンピック種目であるアイスホッケーを、なぜマスコミは無視するのか。私は、公正公平を重視する人間なので、現在の報道姿勢は許せない。
 ここに至っては、日本女子代表チームが、ソチオリンピックでメダルを獲得することしか、アイスホッケー人気を復活する手段はない。その意味では、女子代表チームの活躍如何が、今後数年間のアイスホッケーの未来を決定付ける事になった。