箱根駅伝は全区間20 ㌔以上であったはず!



 謹賀新年。本年も日本の安寧、財政再建、スポーツの公平性、北海道の発展に貢献する文章を作成したいと思います。
 今年最初のテーマは、我が輩が大好きな「箱根駅伝」である。今年の大会は、青山学院大学が2位に10分以上の大差をつけて圧勝した。その背景の一つは、以前から問題になっている5区の距離延長がある。
 我が輩、青山学院が往路優勝した夕方、ネットで箱根駅伝に対するコメントを読んだ。その中には、現在の箱根駅伝の問題点を的確に指摘するコメントがあった。
・5区の距離はもう少し短くていい。世界の流れはスピード化で、山登りのスターを何人造っても金メダルには繋がらない。
・5区のウエイトが高すぎるので、再考が不可欠。スピード化が著しい陸上長距離界にあって、5区で強い選手が世界で戦える選手かといえば疑問だ。
・中継地点の場所の事情もあるのだろうけど、5区で全てが決まってしまう今の距離は調整した方がいい。何とか5区が20㌔くらいにならないものか。
以上のコメントは、実は我が輩も以前から感じていたことである。何故に、4区が18.5㌔で、5区は23.2㌔に変更したのか。長い期間、箱根駅伝は10区間全てが20㌔以上であるということが“一つのウリ”であったし、特長であった。
 駅伝競技が陸上競技の一種である以上、簡単に区間距離を変えるべきではない。例えば、陸上トラック種目の距離を変えることは、先人や他の地域での記録と比較が出来なくなる。陸上競技は、一定条件での記録を比較出来ることが、一つの特長である。駅伝競技も陸上競技である以上、選手など関係者の“生命”に関わらない限り、中継所の場所を変えるべきではない。
 現在の5区は、2006年の大会から往路の小田原中継所が市街地側に2.5㌔移動して23㌔を超える長丁場となり、その一方で4区が20㌔以下の距離になった。変更に関しては、
・5区を長くしたのは、五輪選手を育てるためである。
・4区は短くなったので、中距離選手も出場できる。
・箱根駅伝という名称である以上、箱根の山登りがハードになった方が良い。
などという思惑が新聞や雑誌に掲載されていた。しかし、これらの思惑が良い方向に進展しているのか?はっきり言って、何の効果も上がっていない。
 箱根駅伝を主催している読売新聞は、本日付けの記事の中で、
「距離が約3㌔延びた2006年から10年、5区で区間賞を取った大学の優勝は7度目。その間、2区を制した大学の優勝はない。箱根駅伝は1920年、金栗四三が世界と戦える走者育成を願い創設した。特殊区間である5区の今の重みについて、あるベテラン監督は『山登りを長くしてマラソンは本当に強くなるのか』と問う。世界と戦う選手育成という本来の趣旨にかなっているのか、検証は必要だ」
 読売新聞もわかっているではないか。それならば、来年から変更するべきである。以前の大会のように、各校のエースが2区で争う様子をテレビ観戦したいものだ。