三井物産会長の長女の思い出



 昨日届いた雑誌「選択」を読んで、驚く記事があった。三井物産の槍田(うつだ)会長が、長女・真希子の夫を中途入社させたことが社内の反発を買っている、との記事である。
 実は、我が輩は、栃木県に勤務していた当時、真希子を見たことがある。それも、栃木県大田原市のオウム施設付近である。
 もう20年くらい前のことか、我が輩がオウム施設の裏側で監視作業をしていた時、施設正面の監視小屋から後輩が「今、アメリカのニューズウィーク記者2人が取材に訪れた。案内役は、NHK宇都宮放送局の女性アナウンサーで、英語がペラペラ。美人だし、服装が華やかなので、目の保養に見た方が良い」との連絡があった。
 さっそく、施設下約100㍍の駐車場に向かったところ、西洋人男性一人と東洋人女性二人が道路を下っていた。その日は、前日の大雨で、道路はぐちゃぐちゃ。一行3人は、おっかなびっくりで歩いている。
 特に若い女性は、白い綺麗なハイヒール、そして真っ白なスカート。とてもでないが、山に来る格好でない。一行が、待機させていたタクシーに乗り込むために駐車場に来た時、我が輩は「水溜まりがあるから、こっちに回って」などと声掛けた。若い女性がタクシーに乗り込む際には、「山に来る格好ではないですね」「ファッションモデルのような格好ですね」と声を掛けた記憶がある。女性は、ただ薄ら笑いをしているだけだった。今でも、鮮やかに思い出すくらい、華やかな格好であった。
 10年後、NHKのニュースを見ていると、アメリカから女性特派員が報告。どこかで見た顔だなぁと考えていると、思い出した。あの女性だ。アナウンサーだけど、英語がペラペラなのでアメリカに転勤したのか、と思った。
 また5年くらい後、テレビの日経CNBCを見ていたら、また見たことがある顔が出てきた。誰だっけ、と考えていたら、また思い出した。転職したんだ、美人で能力があれば、どこでも採用してくれるんだぁ、とその時思った。
 そして今回の記事。そうか、三井物産社長になった人間の娘だったのか、と思い返し、妙に納得した次第である。お粗末なお話しでした。