フィリピンの少年が歌う「Perfume」


テクノポップユニット「Perfume」のダンスをコピーしたファンの動画がYouTubeには溢れている。日本のファンにとどまらず世界のファンから寄せられるPerfumeのフリコピ動画はひとつのエンターテインメントにすらなりつつあるようだ。そして最近はPerfumeの楽曲を熱唱する「動画」も投稿されている。「フィリピンのPerfume唄い」とコメントされているDaniel Solisが歌うPerfumeの楽曲は、それ自体が一つの作品のような完成度を見せている。

彼は2012年1月に「DanielSolis-GLITTER[Perfume Cover]」をYouTubeに投稿して以来、Perfume【歌ってみた】とのタイトルで、中田ヤスタカ氏が作詞・作曲するPerfumeの楽曲「Spring of Life」「Hurly Burly」「Spending all my time」「未来のミュージアム」「Magic of Love」「Handy Man」「Sweet Refrain」を立て続けに歌ってYouTubeに投稿している。魅力的な歌唱力で、Spending all my timeは再生回数が1万回を突破、コメント欄には「awesome」「great」「amazing」など称賛の単語が並んでいる。プロ並みのエフェクトを効かせたサウンドを披露しており、一体、どのような人なのかと興味を抱かせる。ネットに公開している自身のプロフィールによると、フィリピン国籍で、生年月日は1997年3月22日とあるので現在、まだ16歳ということになる。

「私はまだプロになっていない」「プロになりたい」とYouTubeに日本語でコメントしているので、プロのミュージシャンを目指して活動しているようだ。初出の「DanielSolis-GLITTER[Perfume Cover]」の投稿ページには「This cover is made to just showcase my capabilities and is only made for recreation only」と著作権に配慮した一文があり、自身を売り込むためのカバーであることを明かしている。プロフィールを見ると、テクノポップやJポップへの関心が高いようだ。

Perfumeは2012年に台湾、韓国、香港、シンガポールを回るアジアツアーを敢行。アジアのファンから熱烈な歓迎を受けた。インドネシア、フィリピン、オ―ストラリアなどでも人気を博しており、現地には独自のファンクラブも組織されているようだ。Perfumeに関する動画は世界から投稿されており、人気の広がりにはインターネットメディアも大きな役割を果たしていると言えそうだ。ネットを介してPerfumeと世界のファンがどんな「化学反応」を起こすのか、注目される。